TREK Madone5.2をツーリング用フロントシングル改造
2019-07-13


  アルミ。デフォルトのボントレガーのハンドルも悪くなかったが、前回バラした際にカンパアテナのエルゴレバーが付いたままになっていて、バーテープを剥がして再使用作業をするのが面倒だったので、別のハンドルを使うことにした。

ブレーキレバー・・・東京サンエス ジェイリーチレバー
 別の自転車で使っていて、気に入っているので、Wレバーでエアロの際には一択。
カンパ純正品のノーマルブレーキレバーが廃盤となっている今、秀逸な品である。カンパのブレーキ本体にはシマノのようなリムとの間隔を調整するクイックレバーが無いので、レバー側にクイックボタンがないと、ホイール着脱の際に苦労することになる。このレバーにはカンパレバーと同じ方式のクイックボタンがあり、カンパでもシマノでも使える。

ブレーキ・・・カンパ アテナ(シルバー)サイドプル
 シマノ・アルテグラ(8000系)、アルテグラ(6700系シルバー)、デュラエース(7700系シルバー)との間で、どれにするか迷ったが、カンパのブレーキの効き味の良さとブレーキレバーとの親和性からカンパアテナに決定。一番美しいし。

後ディレイラー・・・シマノ アルテグラRX
  ラフな道を走るわけではないし、スタビライザー機能は要らないのだが、手元にあったのと使ってみたかったから。後34Tまで対応するし。

【組み付けについて】
 最近のシマノ製品については、従前のものとは組付けの注意点等大変化を遂げているので、謙虚にマニュアルや解説書に向き合う必要がある。
 新旧の部品を混在させて使う場合には、古い解説書の助けを借りることもままある。
解説書は捨てずに、全てとっておくのが良いと思う。
 今回の組み付けで、予想以上に時間がかかったのは後ディレイラー。簡単だと思っていたが、シャドウ方式を扱うのは初めてだったので戸惑った。
 あと、ブレーキの組み付けについても簡単に考えていたが、沈頭ナットの長さがフレームに合ったものでないといけなくて(当たり前だが)、ナットや調整座金をショップのように所有していない個人としては、一瞬絶望的になった。パーツを取り寄せないと作業が進まないかと思ったが、考えてみれば、今回のフレームを以前現役で使っていたときのものがあるわけで、それをインストールすることで解決したが、新品のフレームに新品のパーツだったら、アウトであった。パーツにデフォルトで付いていた沈頭ナットは短いものだったので。

【完成車重量】
実測で7.6Kg。ホイールをマビックK10にすれば7.4kgアンダーになる。

【フロントシングル化によるギヤ比について】
 現在、手元にあり、ツーリング&ロングライド系で使用頻度の多い8台の自転車についてギヤ比をまとめてみた。
 今回のTREK Madone5.2 39×11〜34は ギヤ比3.55〜1.15でケイデンス90の場合トップで40.4Km/h。
  ロードレーサー(コンパクトギヤ)のエモンダ(50×34 12〜28←かなりeasy登坂用)でギヤ比4.33〜1.21 ケイデンス90のトップで49.4km/h。

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