2019-08-27
今夜は「上げ松」だけでなく地区の盆踊りも開催されるので、地区の中心エリアにある総合商店「たなせん」広場に、その準備の方が集まっていらっしゃった。冬にスノーシューで若丹国境をテント泊で歩いた際、下山時に「たなせん」に寄って一息ついたのも懐かしい思い出。
帰路に、昨年にオープンした「
一禾(いちか)」というモダンな料理屋さんに晩ごはんの予約をして、いったん自宅に帰り、シャワーを浴びて、今度はクルマで鶴ケ岡に戻った。
写真:旬菜「一禾(いちか)」:京都府南丹市美山町鶴ケ岡
「一禾」は自転車チームメイトであって「京都府の名工(日本料理)」で表彰された実績もある、本業は京都の料理専門学校の日本料理師範の教え子さんがオーナー。
店内の誂も品よく文化的で、同じ空間が京都市内のしかるべきところにあったなら、とてもこの値段では提供されないだろう。
食材も地元のものがほとんど、例えば、鮎も美山の天然鮎、野菜も米も、もちろん地元産、といった具合で、京都市内から食べに行くだけの値打ちがある。
でも下手にタイヤ屋のガイドブックとかに載ると嫌なので、あまり有名になってほしくない。一禾は1人でオペレーションされているので、時間に余裕のある時に行くのがよい。美山荘も良いが、一禾も良い。美山には「枕川楼」という料理旅館もあって、旧館の心地よさは今でも忘れられない。新館を増築されて、そちらは、まあ普通の旅館建築という感じになってしまったが、料理の美味しさは変わらない。
一禾のドアを開けると、オーナーのお姉さんの書「瑞気集門」が迎えてくれる。
店内の誂と料理は写真に撮らなかった。訪ねてみてのお楽しみ。
で、肝心の上げ松も、よい場所でゆったり見られた。
写真:美山 鶴ケ岡の上げ松
運動会の玉入れのような感じで、松明をクルクル回して目標の灯籠に投げ入れる。年によっては4時間位かかることもあるとのことだが、今回は30分程で点火し、よい塩梅だった。
すぐ近くでもう1ヶ所、上げ松をやっているので、そちらも見学。
川沿いに電灯ではなく、リアルな火を燃やして、道案内としているのにも感動した。
写真:美山 鶴ケ岡(殿)の上げ松
「たなせん」前ではフォークダンスの音楽も流れていた。
写真:たなせん前の夏祭り
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