5月15日、近所の松尾大社の「還幸祭」だったようで、午前中だけ時間があったので、ちょっとMTBに乗った後に通ったところ、鳥居への沿道は全国の酒造会社からの提灯がずらりと並んでいました。
松尾大社は酒造りの信仰を集めているからですが、私の大好きな宇都宮酒蔵「四季桜」のものもありました。
写真:四季桜の提灯
広告業界で長年仕事をしてきたせいか、連合広告の感覚で、この手のものは、ついつい見入ってしまいます。どういう順番で、どんなところが出しているかと。
神社に一番ちかい、いわば一等席はどこの提灯なのかみますと、
写真:本殿に一番近い場所は「松竹梅」宝酒造
「松竹梅」宝酒造で、なんと6個もあります。次席はお酒でなく淡口醤油の龍野のヒガシマル醤油。
伏見の酒造会社といえば、日本一の造り酒屋として全国の酒造会社から一目置かれていた「月桂冠」が一番の旦那のように思われますが、「月桂冠」は中程に1つだけ。
松尾大社よりも伏見の方にある神社との繋がりが深いのかもしれませんが、ちょっと意外でした。
宝酒造は上場企業で、企業規模としては造り酒屋とは別のフィールドの存在ですが、なかなか大したものだと思いました。全国の造り酒屋さんが宝酒造のお得意でもあるので、業界内の仁義を大切にすることが社業の繁栄にも結びつくのかもしれません。
セコメントをする