「京都ですが、自動車に積んで来て、要所要所自転車です」
「北海道に何がある?」
その哲学的ともいえる問いかけに、言葉がうまく出なかった。
北海道には何があるのだろう?
写真:サロマ湖竜宮台から砂嘴先端方向
写真:竜宮台から反対側北西方向。右がオホーツク海。
デポ地に戻るべく出発してすぐに、サロマ湖を形成する砂州地帯の最果てに位置する「登栄床(とえとこ)」集落の開拓記念碑。
大正6年(1917年)にサロマ湖の牡蛎をとるために定住したのが開拓の始まり、とある。
平成8年(1996年)建立。webに地元の人による開拓誌がアップされており、内地にずっと暮らしてきた現代人の想像をはるかに超える営みが繰り広げられていたことがわかる。
写真:登栄床
写真:登栄床の開拓記念碑と神社
今ではホタテ養殖で財を成したと思われる漁家の家が建ち並ぶ
写真:サロマ湖
牡蛎かホタテかわからないが、何らかの漁をしている船が多数湖面に浮かんでいた。
写真:サロマ湖の漁船
デポ地に戻り、自転車をクルマに積み、オホーツク沿岸を北上。
ドライブとしてはハイライトになるルートだと思っていたが、強風の中、淡々と走るだけであった。唯一、休憩ポイントとなったのが、北見神威岬を望む場所。
写真:北見神威崎を望む。
浜頓別市街の外れ、クッチャロ湖近くのとほ宿「トシカの宿」に到着。
写真:としかの宿
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