写真:グランボア イタリアンレーサー
還暦になり、そろそろ在庫のパーツも使っていかねば、と思った次第。
写真:カンパ鉄3アーム ヌーボグランスポルト 50〓42
当初、TOEIロードレーサーフレームを使うつもりだったが、アイズバイシクルの土屋さんから、ちょうど良いイタリアンフレーム(メーカー不詳)があるのでそれにしたらという提案があり、ありがたく受け入れた。
写真:手の込んだラグ。ラグの肉抜きまでしてある。
鉄3アームと同じくヌーボグランスポルトのバンド式レバーがあって、Wレバー台座付きのTOEIフレームでどう処理しようかと悩んでいたことが、直付けの一切無いフレームであることから一挙に解決。
写真:カンパ ヌーボグランスポルトWレバー
また、最近のロードバイクと呼ばれている商品は、ワイヤーフル内蔵が流行っているようで、中級グレードのものまでそうなっているが、その価値を理解できない私には、2022年の今、素のフレームを得ることがアンチ内蔵の立場から、意気に感じる。
趣味で凝ったフレームを求める人がフル内蔵するのはお好きにどうぞ、という感じだが、通常の使用状況において、フル内蔵にメリットがあるとは、到底思えない。
メンテナンスが大変で、ちょっとしたワイヤー交換ができなくて、困るのではないか。
BBを都度外さないと作業できないのであれば、高価なカーボンフレームのペラペラのがそれで大丈夫なのかと心配になる。
メーカーの売らんがためのような気がして仕方ない。
ワイヤー内蔵で空気抵抗が減って走りが楽になったりタイムアップするというのは、ホビーレーサーレベルでは関係ないと思う。
そんなことをつらつら思っているところに、このイタリアンメーカー不詳フレームは、まったく直付けのない、素のフレームで、今の時代に、こういう中古フレームに出会えたことは僥倖である。時代的には1970年代の品ではないかという話。
写真:ワイヤー処理
もっとも、直付の火がフレームに入ってないからといって、チューブの性能が最大限に発揮され、特別な感動が得られるかというとそういうことはないと思う。まだちゃんと乗っていないけれど。
セ
記事を書く
セコメントをする