グランボアのデモンタブル用オリジナル輪行袋は「在庫限り」なので、別の方法も試してみた。
ナニワ銀輪堂の「リンカー」というデモンタ輪行用パーツ。詳しくは同社のホームページを参照してほしい。
HP→「新品パーツ」→「輪行パーツ」。
写真:「リンカー」
写真:「リンカー」
写真でみると、大きく見えるが、実際は45gの小さくて軽いパーツ。
前後輪のクイックレリーズをリンカーに接続して、リンカーが間に入ることによってデモンタで分割した2つのフレームが接触せずにコンパクトにまとまるアイデア商品。
「カンビックス」で問題ないのだが、せっかく「リンカー」も商品化されているので、使ってみようと思った次第。クイックの軸受をオリジナルのままで使えるというのがメリット。一方「リンカー」を装着する際には、クイックの弦巻バネを外すように書かれているので、弦巻バネの紛失に要注意なのと、そこでひと手間かかる。
ナニワ銀輪堂のオリジナルのやり方では、前後車輪とクランクとが地面に接し、上からかぶせ式の輪行袋を用いる。「ヨーヨー」というクランク装着型補助輪も使えば、転がして輪行できるという。
私は、輪行で駅の構内ぐらい担げばよい、と思っているので、「ヨーヨー」を使わないとすると、クランクが地面にこすれてキズがつくのではないかと心配になった。
それと、かぶせ型の輪行袋(モンベル製品など)を上からかぶせて用いると下が空いているので、なんというかパンツを履いてなくて下がスースーするような気がして、やはり普通の輪行袋を使いたい。
そんなわけで、タイヤを上にしてパッキングしてみた。
「リンカー」使用時の自分なりのコツとしては、ステムのアーレンキーを緩めるときにハンドルが自由に動く状態にしておくこと。ハンドルがうまく収まる角度に自由に動かしながら「リンカー」の合体所作を行って、適切な位置にハンドルが定まってからアーレンキーでステムを固定すること。
写真:「リンカー」使用のデモンタブル輪行パッキング例
写真:「リンカー」を使用した接続部分。チェーンがロー側に落ちてしまっているのはご愛嬌。
サドルとハンドルが地面部分で支えるので、サドルカバーは是非もの。
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