Xiaomi(シャオミ)Redmi 9TでGPSログ実証
2021-04-10


もっとも、iPhone11といっても、デジカメ(常用しているリコーGR3)と比べると、わざとらしい画像(やたらコントラストが高くてシャープさが鼻につく)になりがちで、私は自然な感じに写るGR3が好きだ。スマホのカメラ機能には限定的な期待しかしていないので、そう気にすることもない。但し、動画と、夜間や明暗差の大きいところでの撮影などではスマホが有利。レンズ性能というよりもデジタル補正を活かすと思われる場合にはiPhoneの方がリアルカメラのGR3よりも、良い結果を生む。

値段を考えるとRedmi 9Tは2021年4月10日のAmazonでは16,212円、格安SIM契約によっては実質0円。値段の差を考えると、Redmi 9Tの性能は驚異的だ。防塵防水になっていないのがアウトドア用には残念。電池が6000mAhもあるからか、走行ログを録っても、全くの余裕。電池の減りも少ない。

注意点としては、中国製スマホはRedmi 9Tのシャオミ(メーカー名)に限らず、OPPOもファーウェイも、節電の工夫が必要以上?に組み込まれているようなので、デフォルトのまま使うと、途中でログが切れたりする。
設定のところからかなり深い階層に入ったり、思わぬところから入る設定項目に行きつき、スーパー地形なり山旅ロガーなりジオグラフィカ等のアプリが節電機能で勝手にオフにならないようにしないといけない。設定画面では電池の消費量が増えるなどの警告が出るが、全然気にすることはない。私がテストしたRedmi 9TとOPPO A73は、どちらも1日ログをとっても電池を満タンにしておけば、家に帰っても80%程度は残っている。ファーウェイのスマホは、節電解除のやり方が最後まで分からなくて途中でログが切れることが頻発したので、知人にその旨をきちんと説明した上で、譲った。

それにしても中国製品はコスパだけでなく、使用感も全然劣後ではなく、安物感を感じさせない。かつての日本製品も同じように安物イメージを脱却して世界を席巻したのかもしれない。諸行無常を感じる今日この頃。一般消費者としてはありがたいのであろうが。

(追記)
上記を記述した翌日、自転車で120kmほどの周回コースを走り、Redmi 9T とiPhone11で走行ログをとってみた。
両機種とも、きちんと道路をトレースしている(佐々里峠や花脊峠の下り道のクネクネも見事なまで!)のだが、Redmi 9Tは、途中、笠トンネルという比較的長いトンネルで乱れている。トンネルの中でパトカーに抜かれたので、パトカーが発するなんらかWi-Fi情報等を拾ってしまったのであろうか。いままで、どんなスマホ機種でログをとっても笠トンネル通過で、こんな乱れ方をしたことはない。

Redmi 9Tでログをとる場合、機内モードにしておいたほうがいいのかもしれない。
iPhone11は、流石に安定しているというか、一日の長があるのかもしれない。

もしかしたら、スマホに起因するのではなく、同じ「スーパー地形」アプリでもiPhone版とAndroid版の仕様違いに起因するのかもしれないが。

ちなみに、8時間ほどGPSを作動させてログをとったが、Redmi 9Tは、自宅に帰って確認すると電池容量の86%が残っていた。iPhoneでは写真を撮ったりしたので、比較できない。Redmi 9TをGPSロガーとして使うなら3〜4日の登山でも充電なしで使えそうである。気温が低いと、そうはいかないだろうが。

【Redmi 9T 笠トンネルでログが乱れる】
禺画像]

【iPhone11のログ】

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