This is Mountain Biking! 江若国境:天増川林道大御影山近江坂
2016-05-23


これぞマウンテンバイクライド!(This is Mountain Biking!)といっても過言ではない(当社比)ルートを走ってきました。近江と若狭の国境付近、昔、木地師の集落もあったとか。
標高の割にはものすごく山深く、自然につつまれ感は最高(それだけにとても寂しいエリア)でした。快晴だったので、安心して行動できました。

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写真:天増川林道

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写真:電波塔跡広場(林道の終点)ここからシングルトラックが始まる

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写真:近江坂のシングルトラック。このために1時間の担ぎが必要だった。

山はハイカーだけのものではありません。もちろんマウンテンバイカーやトレイルランナーのためのものでもありません。地権者のモノといっても、スタートからゴールまで単一の地権者であることは殆ど無く、「お互い様」で自由に通行することを認め合わないと、山は使えません。

「私道」だからといって他人を排除できるものではないのと一緒です。私の小っちゃい小っちゃい家にも「私道負担」というのが含まれており、登記簿では道路の一部を「私道」として所有していることになっていますが、私道部分は固定資産税が免除されており、公共のものという位置づけです。

山道も、地権者のご好意で自由に通行させてもらっているという基本認識の上に、様々な利用者がお互いマナーを守って使わせてもらうということだと思います。

利用者が適正な人数で、マナーが守られているうちはいいのですが、オーバーユース気味になると、利用方法の違う人の間でトラブルが生じがちで、「利用方法を規制しろ」といった話にもなりかねず、これまでもそうした話やそうなりかけた話が各所であったようです。

具体的にいうと、山道をMTBで走る(歩くようなスピードであっても)という行為について心良く思わない人が存在するのは事実で、トラブルになると優先されるのはハイカーで、規制の対象になるのは100%MTBです。

そんなこともあって、特に都市部に近くオーバーユースの懸念されるエリアにおいてはMTBルートは仲間内だけに留め、秘密にするのが一般的になりました。良かれと思って紹介したばかりに、マナーの悪い人や沢山の人がやってきて規制される羽目になり、自分も走れなくなるのは困りますから。

長い距離とはいえ林道を走ってピークに着き、その後押し担ぎ無しで殆ど乗って降りられるシングルトラックが続く、といったウハウハのコースでしたら紹介しませんが、今回のルートは担ぎが1時間以上あり、オーバーユースの心配も無いと思われ、自分自身の記録のためにアップしました。ハイキングでもMTBでもある程度人が通らないと、道が消失してしまう可能性もありますから、マナーを守って皆さん、山に入っていただければいいのではないかと思います。
MTBよりトレランの方が向いているかもしれません。自転車を押したり担ぐよりも、山の中ではトレランが最速です。

走行日は2016年5月22日ですが、既に下草が生い茂り、シーズン的にはリミットかもしれません。長ズボンを持参したので、なんとかなりましたが、レーパンでは脚がキズだらけ、ダニやカブレのリスクもあります。

で、走ったのは、こんなところです。
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[記録]2016/5/22 快晴 MTB:コメンサルMETA HT

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